さくらいの落書き

持たざるリーマンによる試行錯誤の記録 Have nots employer's challenging diary

三十路のオッサンがケンタッキー食べ放題に挑戦した

まずは謝らせてほしい。

僕の筆が遅かったせいで、今日というチャンスが無駄になってしまったからだ。


申し訳ない!


数年前から始まった企画ではありますが、実は今、KFCで毎週金曜日の午後4時以降(店舗によって違います)限定で、制限時間45分間チキン、ポテト、ジュース、ビスケットの食べ放題企画を行っているのです。
※予約必須なので店舗またはTELにて確認しましょう。

料金は税込1380円。ワイルドステー○より安い…
期間は8月31日まで。

http://japan.kfc.co.jp/news_release/news180713kfc.html

そう。
昨日書いて発表していれば、本日8月24日金曜日に、行けた人がいたかもしれなかったんだ。

本当に申し訳ない!


ここまで読んで、あれ?こいつこないだまで美容がどうとか肌がどうとかクオリティ・オブ・ライフがなんとか、モテたいとか言ってなかったっけ?と思った方がいらっしゃるかもしれない。

まず感謝させて欲しい。

いっぱい読んでくれてありがとう。

f:id:takoyaki33kun:20180824183518j:plain

散々美意識高い発言をしておいて、なぜここで油物の暴食に走るのか。


僕のサウナ師匠である、かえるさんの名言に「意識高いやつばかりではつまらない」というものがある。

この言葉を初めて見た時、人は意識高いだけではいけない。
面白そうなことをドンドンやれ!ということだと僕は解釈した。


もう1人地上最強の方も、こう言っている。
f:id:takoyaki33kun:20180824183756p:plain

f:id:takoyaki33kun:20180824183810p:plain
栄養も食らう!毒も食らう!

つまり、チキンも食らう!油も食らう!!



言い訳はこのくらいで十分だろうか。


ぶっちゃけた話をすると、僕は自分の事をオッサンと言いつつ若いつもりでいました…

そして、昔から割と大食いの自信があったのです。

しかしフィジカル(特に内蔵)の弱りを最近自覚していて、特に夜ステーキを食べたりすると、翌朝圧倒的胃もたれを感じることに気づいたのです。

これ以上歳をとると、もう好き放題食べることはできないのかもしれない。

そんな時たまたま見つけたケンタッキー食べ放題の情報。

肌にも体にも良くはないかもしれない。

しかし、やった事のないことに挑戦すること。
これがオッサンになればなるほど難しくなる。

そして今回が、全身全霊でもってチキンに挑める最後のチャンスになるかもしれない。

そう思った僕は参戦を決意したものの、行けそうな金曜当日まで予約するのをすっかり忘れていたww


当日
午前に最寄りの店舗へ行き、祈り、そして予約の可否を確認する…







どうだーーーーーーーーーーーーーっ!?


























普通に当日予約出来たw


筋トレをし、昼を抜き、心を整え、一体どんな屈強な男達が一緒に参戦するのかとヒヤヒヤしながら店舗に向かい、開始15分前に到着。

食べ放題用の用紙を受け取り、専用の席に案内され待つこと15分…
f:id:takoyaki33kun:20180824190247j:plain
f:id:takoyaki33kun:20180824194432j:plain

誰も来ない。


ほかの参加者が全く来ない。



開始時刻になり、なんと店員さんが発した他の参加者がくるまで待っててくださいのセリフ虚しく、一人きりのフードファイトが始まってしまったのである…

完全に己との戦いが始まった。

目標は筋肉のことを考えて、チキン2桁である。

そして45分は食べ放題にしては短い。

兵は神速を尊ぶ!と三國無双のモブキャラのごとき思考になった僕が、商品到着と同時にどちゃクソな勢いで食べ始めてしまったため、写真を提示できず申し訳ないのですが、最初のセットはポテト、チキン3つ、ビスケット1つ、ジュース(L)でした。

まずは↑を食べきってから、おかわりを店員さんにお願いしていきます。

実はこのセットだけでほぼ元を取れてしまうという良心的プライス設定です。


そして、10分もしないうちにかき込み食べ終えて異変に気付く…あれ?もう腹いっぱいじゃね??


45分しかないと思って全力でかき込んだが、最初の10分で既に腹が満たされてしまっていた。

何を言ってるかわからねえと思うが(文字数


2桁まであと7本…

僕は日和って2本だけおかわりした。

ピッチャーで言えば、まさに置きに行くようなストレート…
オッサンは物事を野球で例えたがる。

2本食べて気付く…まだいけると。

さらに2本追加。

さすがに腹いっぱいなのと、油による吐き気でもうヤバくなり、これは2桁は無理だと。

最後泣きの1本にジュースお代わりで僕の戦いは終わりました。

f:id:takoyaki33kun:20180824192223j:plain

最後の1本食べるのに20分かけて試合終了…
オッサンに2桁勝利は出来なかった…


認めるしかない。

名実ともに僕はもうオッサンであると…(笑)


この後実は飲み会があり、2時間くらい経つしいけるやろ!と思ったらマジで腹が減らなくて、会の終盤までずっとキツかったのはまた別の話…

戦いの後に予定は入れない方が無難です(笑)


そんなわけで、僕が果たせなかった2桁勝利の夢、来週の最終日、トレーニー代表として誰かに叶えてほしい。

それと、時間が時間とはいえ、夏休み期間に僕一人しかいないというのはKFCのOBとしてとても寂しかった。


ちゃんと伝わればお客さん来ると思うんだけどな…



タンパク質が必要な、気が向いた方がいれば是非。



参考文献
グラップラー刃牙 1 (少年チャンピオン・コミックス)

http://blog.livedoor.jp/kgo_number10/archives/1049969683.html

追記
食べ放題客が僕一人しかいないことに感じたヤバさはガチだったようです…
https://biz-journal.jp/i/amp/2018/08/post_24540.html

手頃に始められる最強の趣味は「サウナ」仮説

僕には悩みがあった。


「休みの日何してるの?」と「趣味はなんですか?」

これらの質問に対するウケのいい回答がないことである…


この類の質問凄く苦手なんですよね。

ホントのところを答えれば、Twitter一択なんですけど、諸事情あってアカウント教えるわけにもいかない。

余暇時間に実際にやってること、趣味と言えるかな?ということを真面目に答えると、ランニング、筋トレ、読書、勉強、料理…となって、改めて書き出してみると、なんというか、エンタメ性が無さすぎます。

良くいえばストイック、悪く言えば隠居決め込んだジジイのごとき趣味の数々…

これはまずい。クオリティ・オブ・ライフがどうとか言ってる場合ではない。

何より女子ウケ悪すぎやないかとw


話を引き出してみたら、あれ?こいつ超絶つまんねえんじゃ…疑惑を払うべく、何か話のネタ的に面白そうで、続けられそうな新しい趣味はないかと僕は常々思っていました。


そんな時に、彗星の如く僕の目の前(スマホの画面上)に現れたのが「サウナ」だったのです。
http://www.moneynanpa.jp/entry/2018/07/19/005227

数多の人生経験を経て、かえるさんがたどり着いた結果(さき)、サウナ。
f:id:takoyaki33kun:20180823215701j:plain

サウナは健康にも良いらしいし、続けていると肌もツルツルになる。

つまり美容面の効果も期待出来る趣味です。

肌の綺麗さがいかに大事かは、ここで語っている通りですが
http://takoyaki33kun.hatenadiary.jp/entry/2018/07/20/002045

美容ネタにも使えて、健康にも良くて、手軽に始められる。

ついでにブログのネタにもなる。

銭湯に行った際、稀に一瞬入るくらいでほぼスルーし続けていたサウナでしたが、これはもう始めない理由が見当たりませんでした。


「巨人の肩にフリーライドしまくる男」として、乗るしかない!

このビッグウェーブに!!

f:id:takoyaki33kun:20180823215956j:plain

そんなわけで颯爽とかえる先生にDMを飛ばし、行ってきました。

今回ご一緒させていただいたのはこちら。
http://www.saunahokuou.com/sp/

なんと3時間で1000円、タオル付きです。

良心的プライスに心が踊りました。


僕は正直、サウナだけだし長くても2時間くらいかな?と思っていたんですが、なんと…3時間フルタイムで使い切りました。

今回かえるさんに教えていただいたルーティーンは以下になります。

※入る前に十二分に水分補給をしましょう。


1.まず普通に頭と身体を洗う。

身体はスポンジタオルでしっかり洗った方が汗が出やすくなって良いそうです。


2.体をよく拭いてからサウナへ(7〜8分程度)

サウナの熱は頭皮に悪いので、入る前にタオルを水風呂の水で濡らし、軽く絞って頭に被ります。
肌の前に頭がツルツルなったら一大事ですからね。
こんな感じ
f:id:takoyaki33kun:20180824170244g:plain


3.サウナを出たら水風呂へ(1分程度)

水風呂の水を身体、頭にかけて汗を流して水風呂に入ります。
初めてだと結構キツいですが、気合で割と行けます(笑)


4.体を拭き小休憩へ(7〜8分程度)

先日お邪魔した北欧には露天風呂スペースがあり、そこのベンチに座ってリラックスしていました。
この後水分補給をして、また2に戻ります。


2〜4の手順を3サイクル行った後、大休憩(30分以上)を行い、再度サウナ→水風呂→小休憩を行うと、3時間ギリギリでした。


2サイクル目辺りから水風呂は割と平気になりますし、小休憩中に身体の中がグルグルしているような不思議な感覚になってきて、新鮮な体験が出来ました。

後々ググッてみると、サウナからのいきなり水風呂は心臓の負担が大きいと言っている方もいるようで、賛否両論だそうです(笑)

心配な方は
サウナ→温いシャワーで汗を流す→水風呂の順がいいかも知れません。


まだ1回目なので、肌ツルツル感もそれほど実感出来ていませんが、習慣化してからの効果に期待です。

最終目標はととのう=サウナトランスを実感する事ですが、これには2~3年かかるとのことなので、じっくり取り組んでいかねばと考えています。


僕と同じ悩みを抱えている方、いらっしゃいましたら「サウナー」を始めてみてはいかがでしょうか。

参考文献
マンガ サ道?マンガで読むサウナ道?(1) (モーニングコミックス)




ストリートナンパによって起こる劇的変化「世界編」

前回に引き続き男達よ街に出ろという趣旨で、今回はストナンによって起こる世界の変化について書いていく。


いきなりWorld wideな話にしてしまって申し訳ないが、本当に世界が、ワールドが変わるんだ。

f:id:takoyaki33kun:20180811123306j:plain

僕はこの劇的変化をこれからモテていく男達に感じてほしい。

1つだけ伝えておきたいのは、1度変わった世界はもう元には戻らないということだ。



ストナンにはラッキーパンチが往々にしてある。
よって始めて数ヶ月で、自分史上最高に可愛い女の子と合体する人がいる。


一方で、全く成果が出ずに辞めていく人もいる。

どちら側になるか。
外見とその時点でのコミュ力もあるとはいえ、これは運の要素も強い。


基本的にストナンは運ゲーだからその辺は仕方ないとして、1度でもストリートで出会って、連れ出しやデートをして、合体したり付き合ったりという成功経験を積んだ男は、世界が変わる。


普通の人々にとって、すれ違うだけの見知らぬ女性は背景みたいなものだと思う。


美女とすれ違っても、せいぜい「今の人可愛かったな〜」とか、非モテ街の路地裏で野垂れ死ぬ寸前だった昔の僕のように「あれだけ可愛かったらさぞかし人生楽しいだろうな…」なんて思う程度だろう。


ストナンによる成功を収めると、街ですれ違う「ストライクゾーンの全ての女性達」が恋愛対象に変わってしまう。

成功率は低いかもしれないが、マジで見え方がそうなる。

すれ違った瞬間「可愛かったなー」が「声かけるか、かけないか」に変わる。


ストナンが出来るようになると、出会いの数が膨大に増えるというのは、具体的に声をかけるというところもそうだけど、マインドと世界の見え方の変化によるところも大きいと僕は思う。


認識の変化によるメリットはストリートだけにとどまらないからだ。


私用で出会うお店の店員、クリニックの看護師、その他自分が客として出会う全ての女性もまた、恋愛対象として見えるようになる。

僕は実際、先日とある事情で入院した際に担当の看護師と仲良くなり(話した時間は5分程度)、LINEを交換してデートまで漕ぎ着けた。

結果、ヤレなかった…


結局負けてんじゃねえか!!ww


とか思ってはいけない。

読者の皆さんには思ってもらって構わないがw

自分が思ってはいけない。
なぜならそもそもあのデート自体、昔の僕なら実現するはずがなかったのだから。


僕は朝のコンビニとかでは未だにそうなのだけど、特に客という立場で人と接する時、最低限のコミュニケーションしか取ろうとしないタイプなのだ。

コンビニでは
お願いします。
イカで。
レシートいらないです。
しか言わない。


そういう人、日本人には男女問わず多いと思う。


たまにそういう場面でナチュラルに挨拶とか雑談を挟むタイプの人もいるけど、それは大阪のおばちゃんなんかを除いたら少数派ではないだろうか。


元々ありがちな日本人だった僕が、意図的にする必要のない、雑談や軽いいじりを仕掛て仲良くなり、退院時にLINE交換をするなんてことをやるくらいには、変化してしまったのだ。

これはストナンによる認識の変化がなければ、ありえなかったことだと本当に思う。

昔の僕だったら、例え美人だと思う子が担当になっても、キョドりながら看護師として接しただろうし、一人の女の子として接することはありえなかった。

できるモテ男は最初からそんなことをやってしまうのかもしれない。

一方全く出来ない側にいた僕だからこそ、この変化を劇的に感じているのだ。



そんな男からしたらメリットしかない変革を引き起こすストナン。

そこにデメリットがあるとすれば、街で美女にすれ違う度に、それがたとえ用事で急いでる状況だったとしても「あー、あの子は声掛けたかった」とか「今の地蔵した〜」って思って、機会損失に感じてしまうことくらいだw

ストリートナンパによって起こる劇的変化「コミュ力編」

最近再び筆が動き出しました、桜井です。

僕はストナン(街中で知らない女の子と出会うこと)原理主義者の1人なので、今回はストナンによるメリットを世の男性達に伝えたい。

自由に書いているため女性からは叩かれそうなので、男性だけ読み進めて貰えると助かります(笑)


以前にもストナンによって得られるメリット(可愛くて性格いい子に出会える)については書いたんですがhttp://takoyaki33kun.hatenadiary.jp/entry/2017/08/24/211548


獲得できるコミュ力に関するメリットついて、今回は書いていきます。

そもそも一般的な日本人男の出会いは本当に少ない。

1番少ない人だと、今いるコミュニティもしくは、過去いたコミュニティの女性しかターゲットになる子がいないというレベル。

これについては本当は全然そんなことはなくて、本人が思い込みで自分を縛ってしまっているだけです。

そしてコミュニティ内での恋愛というのは、既に悪魔の※友達・同僚フォルダにぶち込まれている可能性もあり、ある意味1番難易度が高いのです。


次点で趣味のコミュニティで探すとか、開いてくれる仲間がいれば合コン、いなければ街コンくらいでしょうか。

加えて最近はネットでの出会いも増えてますね。



僕は上記の出会い方と、街中、バー、クラブ、イベント、どれでもいいですが、見知らぬ女性に声をかけて知り合うナンパは、一線を画したものだと考えてます。

何が違うかというと、ナンパの場合は印象が良くてゼロ。
普通にマイナスからスタートすることです。


他の出会い方、例えば合コンであれば誰かの知り合いという担保があるのでマイナスはありません。

街コンでもちゃんとお金を払って同じ目的を持った参加者という安心感からか、マイナススタートはないですし、ネットの出会い系に至っては2人で会う時点で結構なプラスからのスタートになってます。


普通に考えたら、マイナススタートが基本とかクソゲーじゃん…と感じると思う。

ぶっちゃけ、俺もそれ
f:id:takoyaki33kun:20180811112910j:plain

https://store.line.me/stickershop/product/1109948/ja

普通に成功率考えたらマジでクソゲーです。

特にストリート。

変人扱い、そもそも無視、圧倒的無視、チラ見だけされて無視、話しかけた瞬間キノコ使って加速される(心の中でマ○カー女子と呼んでます)…塩対応のオンパレードあるあるです。

そんな中で非モテ面下げて声掛けする自分とか頭おかしいと思う。


しかし、このマイナススタートから楽しませて、信用値稼いで連れ出して、という行程を繰り返すうちに、初対面の女の子に対するコミュニケーション力がめちゃくちゃ磨かれるんです。

だって、マイナスからプラスに持ってくくらいの力がつくわけですからね。

これは他の出会い方でも普通に活きます。
こっちは悪くてゼロスタートですから。

だから、ストナン(バー等も含む)できる人はどの出会い方でも女の子と仲良くなりやすいです。


逆に、他の方法だとこの能力を磨くのは難しい。

なぜなら数に限りがあったり、人間関係の都合でぶっ飛んだことがしにくかったりという制限があるからです。

ストリートの場合は勇気と度胸がめちゃくちゃいりますが、いくらでもチャレンジができる。

しかも、可愛い子に対する免疫もつくというおまけ付き。


つまり多くの人々が集まるストリートは、僕らのでっかい非モテ改善ランドなのです。
f:id:takoyaki33kun:20180811111957j:plain
ぼくは愛を証明しようと思う。(1) (アフタヌーンコミックス)

どんな出会い方でも男から仕掛けるという原則は変わらないので、いくらでも試行回数積んだやつが強くなるのは当たり前です。

加えて、男は仕掛ける側である以上、求められるコミュ力の中に度胸も含まれていると僕は思ってます。

女慣れしていない男にいきなりナンパは難しいのですが、伸び代がいくらでもあって成長が見込めるという側面もあります。

非モテこそストナン含めてナンパしろと言う方が多いのはこのためです。


そんなわけで、非モテで長年過ごしてきたことを後悔していて、マジでモテる男になりたい人にとって、ナンパは避けては通れない道じゃないかなと僕は思うのです。


※友達・同僚フォルダ:女の子の中にある、友達として、同僚としてしか見れない男カテゴリーのこと。

男のモテが経験値に大きく左右される理由

なぜ僕がこのブログで、何度も何度もとにかく経験を積めと発信するのか。

今回はその理由を真面目に語りたい。


恋愛の始まり方、その王道のパターンは「男が誘い、女がそれに応える」これである。

しかもコレ、人間に限ったことでなく、ほとんどの動物に共通している。

オスの求愛行動を見たメスが、彼を選ぶかどうか判断し、決断する。


ここに関しては理性や倫理で語れる問題ではないから、男女平等がどうとか、そう言ったことを非モテ男が叫んでも無駄だ。


男達はこのルールの中で、上手くやっていくしかない。


そうすると、男は必然的にもてなす側に回らなければいけなくなる。


恋愛において男はサービスマンなのだ。

2人が楽しく過ごせそうな店を調べ、エスコートし、女性が楽しめるようなコミュニケーションを意識し、楽しい時間を提供して、食事を奢って、気に入って貰えるかどうか。


大枠で語ると出会い方がなんであれ、一連の流れは↑のようになる。


ただ、ここに1つ落とし穴がある。
これは僕が経験から痛いほど学んだ事だが、男はもてなすにしても、下手にでて媚びるような態度でいてはダメなのである。


女は格下の男を決して好きにならない習性があるからだ。

男側のマインドについて気になる方は、過去記事に書いてあるので目を通して欲しい。
http://takoyaki33kun.hatenadiary.jp/entry/2015/08/05/230021


男はサービスマンになるわけだが、一方の女側はというと、基本的にはもてなされながら、この男はアリかナシか考えるだけである。


もちろん、その男のことを既に気に入っていて、どこかでアピールしようと思っている女性が色々試行錯誤していることもあるだろうが、男から誘っているのであれば、そのパターンは稀だと思う。


知り合って間もない男女の関係というのは、お店と客の関係に近いと僕は思っている。


サービスをしてもてなす側には色々な技術や、気遣いが求められる。

反対に、客側が求められることはほとんどない。

客は人として破綻してるような行動は別として、基本的に思うように、自由に振舞ってよく、技術も気遣いも、無いならないで別に困りはしない。


女はデートに誘われるか否かでほとんど勝負が決まっていて、モテテクなんかほぼ必要がないのは、こういった理由からだ。


そして経験の少ない男(非モテ)とデートした、恋愛経験のある女が、彼と2回目も会いたいと思わないのは、良いレストランを日常使いしていた客が、たまたまファーストフード店に行った場合の感覚に近い。


それまで付き合った、好きになった男と比べて以下のような欠点に気づいてしまうのだ。

・ほとんどセルフサービス(気が利かない)
・料理も美味くない(外見が微妙)
・居心地が悪い(コミュニケーションが下手)

結果、もう行きたくない。

こういう事である。

この時、彼は経験が少ないから…といった情状酌量の余地は一切ない。


「話がつまらない人だった」か、良くても「何となく違う」で終了である。


そもそも僕達は不味い飯屋に当たった時に、この店のオーナーは資金の問題で海外経験を積む機会がなかったから…とか考えるだろうか?


そういう事なのである。


ここからは男側、つまり働く側の視点で考えてみよう。

心地よい接客サービスは、新入のアルバイトにいきなり提供できるものだろうか?
f:id:takoyaki33kun:20180808233909j:plain

上質なサービスは従業員が研修などで経験を積み、実践する中で磨かれていくことにより提供出来るようになるものだ。

無理に決まっている。


もう1つ、客が満足するような美味しい料理が、素人にいきなり作れるだろうか?
f:id:takoyaki33kun:20180808232958j:plain

これはゴレイヌ氏曰く、死ぬほど無理な話である。

美味しい料理であればあるほど、シェフはそれを作るために時間と労力を使って、腕を磨いたに決まっている。



そして何より、性欲で今すぐヤリたいという本音を押し殺し、美女に対して平静を装い、リラックスしながら、初対面の相手が自然と楽しめるコミュニケーションを行うことが、経験不足の男にいきなりできるわけがない。


仲良くなるのに最高の店を、初めてのデートで引き当てられるわけがない。


失敗も含めて間違いなく経験がいるし、そのお手本も必要になる。


しかしこれは、客側の目線に立っている者にはわからない事でもある。

f:id:takoyaki33kun:20180808234144j:plain

割とガチでえげつない難しさだと僕も思う。


たまに見かける
「初めて会ったように感じないくらい相性が良くて楽しかった!」

このセリフを女の子に言わせたデートの何割が、偶然の産物などではなく、男達の修練の賜物なのだろうか。


僕はおそらく8割を超えていると思う。


話は変わるが、企業が新商品を発売する際に、顧客からアンケートを取りそれを元に作成すると、ことごとく売れないという話をどこかで読んだ記憶がある。

顧客の意見よりも、ライバル社や自社の過去の売れ線から弾き出したデータを元に、自分たちで考え、作った方がよほど勝率が高いらしい。


今後モテるために努力する上で、舞台裏に精通していない顧客からの意見を参考にすべきか、既に実績のある企業側の意見を参考にするべきか、男性陣はよく考えた上で、とにかく経験値を積んでいってほしい。


飲食店が提供する上質なサービスも、モテ男が提供する楽しいデートも、最初からできるものでも、一朝一夕で身につくものでもないのだ。



モテ男の生態

先日、個人的に「自称モテ男がイキりすぎてムカつく」事案があったので、モテ男の大原則について書くことにした。

リアルな現場を知っている人達には、賛同してもらえるのではないかと思う。


経緯について語らせてほしい。

先日Twitter上で、女性による恋愛コンサルで非モテは救われるのか否かについて盛り上がっていた。

ちなみに僕はモテたいならモテ男から学ぶべきだと考えているので、女性による非モテ男へのコンサルは難しいのではないかと考えている。

僕と同じ意見を持つ人達の傾向として元非モテ、もっと言うと昔女性の言うこと(好きなタイプ等)を鵜呑みにして失敗し、その後チャラ男に転向した男達が多かった。

皆経験から、女性の意見がほとんど当てにならないことを知っているのだろう。

そのうち「ワンナイト狙いのモテと長期的な恋愛を目指したモテは違う」という女性側の意見が出た。

僕はモテには短期も長期もなく、まず男としてアリなのかどうかが重要であって、結ばれてからその後長く続くかどうかは、人としての相性の問題であり、スタートから区別することはおかしい思っている。

どんなにいい人で人間的相性が良くても、まず男としてナシなら恋は始まりすらしないからだ。


そうこうしているうちに、今度は女垢に便乗する珍子ナイツの男達からの、ナンパdisりコメントが多数見受けられた。


僕は以前から、女性から男の女遊びに対して反対する声が出てくることは当然の事であり、致し方ないとも考え、その旨の発信もしている。
http://takoyaki33kun.hatenadiary.jp/entry/2018/06/27/190018

しかしそれはあくまで女性が発するべき意見である。

それに対し、女性(大抵可愛い)に賛同し、経験を積むことを推奨する男達をバカにする輩がよく現れるのだが、僕はこういった輩が心底嫌いだ。

特にそいつらが”自称”モテ男風なところがだ。

https://twitter.com/sansaku_sakurai/status/1026829493384577027



本題に入ろう。

まず、原則としてモテ男には2種類しかいない。

1つは、外見が圧倒的に良い男。

もう1つは、並以上の外見+女遊びに目覚めた男。

この2つ以外の例外はほぼありえない。
※今回は外部調達できる=モテると定義します。


まず1つ目のモテ男、これは理由を語るまでもなく、圧倒的にルックスが良いので手塚ゾーンのごとく女が寄ってくるタイプの希少種のことだ。

f:id:takoyaki33kun:20180808212600j:plain

外見オンリーで出会う女達の視線をことごとく自分に集めていく超能力を持った男は、正直上位5%かそれ以下しかいないので、ほとんどの男にとって再現性がなく、ぶっちゃけ別世界の話と言っていい。


もう1つの、並以上の外見+女遊びに目覚めた男について。

実はこの層が俗に言うナチュラル、ようは恋愛工学やナンパメソッド等のハウツーを知らずともモテている男達だ。

彼らは圧倒的イケメンではないが、外見を整えており、そして女好きである自分を肯定し、行動に移している。

女と出会うために出会いの場に行くことは当然であり、かつそれを楽しんでいる男達だ。
シンプルに言えば、陽キャである。


僕が今まで出会ってきた非ナンパ師のモテ男は、ほとんどがこのタイプだった。

さすがに街でのナンパまでする猛者は少ないが、彼らは海、クラブ、バー、イベントでナンパを経験していて、浮気経験者でもある。

もちろん彼らだって失敗もしている。

ただ、それすら仲間内での話のネタになるくらいの感覚だろう。

そんなマインドでガンガン行動し、経験を積んでいるのだ。


間違いなく言えるのは、彼らはナンパを否定しないし(年齢にもよるが)、むしろ積極的にやるし、失敗しても楽しい話のネタとしか考えていない。

元々楽しいことが好きという性格もあるが、彼らのモテを作っている理由のひとつには当然、これらの女遊びによる経験値がある。


これは女側からは認識出来ない舞台裏だと思う。


なぜなら、男にとっては”10回目のナンパ”であっても、その女性にとってはその男からの”初めてのナンパ”だからだ。

その男がどのようにして現状まで成長したのか、初めて会った女性が知ることはできない。

女性がよく言う「元からモテる男」の不都合な真実である。

ストリートに絞らなければ、大抵のモテ男とナンパは切っても切れない存在であり、「上位5%の超絶ハイパー僕が、私が考える最強のイケメン」以外の男達は、例外なく女遊びで経験を積んでいる、というのが現実だ。


そして彼らにとっては当然だが、非モテにとっては特殊である「積極的に女と絡む経験」を積んだ一部の男だけが、初対面の美女にビビらずにコミュニケーションを取ることができ、それゆえにモテている。


Twitterの論題「女性に脱非モテコンサルは可能か」に戻ろう。

果たして、積極的に女遊びしろという女性コンサルはいるだろうか?


僕は正直見たことがない。

しかし現実はこの記事で書いてきた通りだ。



それともうひとつ。


わかりきった事だが
非イケメンで、ナンパdisりを行って女の機嫌取りをしているような経験値不足の男の中に、果たしてモテ男がいるだろうか?


これからモテを目指す同志たちには、姑息な非モテの垂れ流すガセネタに騙されず、正しい努力をしてくれることを願う。

「須藤元気のつくり方」が最近の自己啓発、ビジネス本の全部盛りだった件

最近ブログが滞っていました。
年末までに150記事達成するってイキったのに…


原因はしてたのかすら怪しいオナ禁をやめてしまったこと、そこからの賢者タイム中に意識高くYouTubeを見始めるルーティーンが確立してしまう低スペあるあるが有力と考えられていますが、現在調査中です。


実は僕、昔から格闘技を見るのが好きで、中〜高校生の頃はガチンコファイトクラブ
K‐1WorldMAX、Dynamite!などがゴールデンタイムに放送されているのを、食い入るように見ていました。

そしてK‐1WorldMAXの全盛期に、トリッキーな動きと派手な入場パフォーマンスで有名だった選手こそ、本記事で紹介する「須藤元気のつくり方」の著、須藤元気氏なのです。
f:id:takoyaki33kun:20180804170909j:plain

彼は元々総合格闘技の選手なので、キックボクシングはアウェーのはずなんですが、読めない動きで相手を翻弄し、バックハンドブローを当てるのが上手い、強い選手だった印象があります。

公式ではある試合で首を痛めたことが引退の原因ということになっていましたが、「須藤元気のつくり方」の中で原因はケガだけでなく、情熱が冷めてしまったこと、そして格闘技ブームの終わりを感じていたことと語っています。

引退後、彼は拓殖大学レスリング部の監督をしながら、なんと7年も前にYouTuberとしてデビューしていました。
https://youtu.be/NGdyaDnnrLM

現在は何冊も書籍を発表し、アーティストとしてYouTubeにダンスの動画をアップし、レスリング部の監督も続けられています。


現役の頃からクレバーで他の選手とは一風違った印象を与えつつ、結果も出していた須藤氏ですが、元々は内気なタイプでマンガやゲームが好きな子供だったそうです。

そもそも名前自体が漫画由来だったとか。

本の中でも随所にマンガやマリ○などのゲームネタが散りばめられています(笑)


本書は冒頭から、先日ブログで紹介した「ブランド人になれ」http://takoyaki33kun.hatenadiary.jp/entry/2018/07/23/192231
の核とも言える部分をなんと1ページで表現しています。(エナジードリンク的な意味ではなく、本気でブランド人を目指した場合に大切なことです。)

彼は格闘家として努力し、結果を出しながら色々なことに手を出してもいました。

やりたいことを何でも素直にやっていたのです。
…こ、これは…まさかの多動力…

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)

そして、彼は当時格闘家として最短で一流のリングに上がるにはどういうルートを通るのが良いのかと考え、実力あっての事ではありますが、他とは全く違う行動をして、実際その通りの結果を出しています。

い…イシューから始めている…

これは寿司屋で長年かけて行う修行は無駄と切り捨てた、ホリエモン氏の発言にも通ずる部分ですね。


本書の内容は須藤元気氏の自伝なのですが、格闘家という稼げる期間が極端に短く、潰しの効かない職業をしながらも、今確実に成功を収めている彼が何を考えて行動してきたのか。

そのエッセンスが色々な気づきをくれます。
事実、本書1冊の中に少なくとも3冊分の自己啓発書の内容が含まれていました。

彼がもし本書で言う通り(半分冗談ですがw)、東大に入学して、その後一流企業でサラリーマンになっていたら、今よりこの本は売れたのではないかと僕は思ってしまいます。


自己啓発書を買うビジネスマンの方が、本を買う格闘技ファンよりも明らかに層が大きいので。


本書はエッセンスとエピソードを重視し、読者層のことも考えてなのか、小難しい言い回しは少ないので読みやすく、メタ視点の大切さなどが具体例から学ぶことができる、稀有な本だと僕は感じました。

成功する人の共通点を認識できる本とも言えます。


KindleUnlimitedなら無料で読めますし、Kindleなら700円、文庫本ならさらに安く読めるので、元格闘家の実業家である「須藤元気氏」に少しでも興味がある方にはオススメの本です。