さくらいの落書き

持たざるリーマンによる試行錯誤の記録 Have nots employer's challenging diary

引っ越しを安く済ませるための方法「引っ越し編」

引っ越しシリーズ第3弾、最終章です。

 

今回は主に1人暮らしの方の引っ越し業者選びと、引っ越し前の新居の内見についてです。

 

個人的にオススメの引越業者

   

1. ケーエー引越センター

東京の引越しなら【業界で1番安い7500円】のケーエー引越センター

業界最安クラスかつ、最低限必要なサービスを行ってくれる業者です。

こちらなら繁忙期以外の平日で時間を選ばなければ2万前後で引っ越しできます。

 

ただこちらがオススメではあるんですが、公式サイトから申し込むよりも、見積もりサイト価格.com - 引越し見積もり(無料)|一番安い業者を比較経由をオススメします。

 

見積もり系のサイト経由だと競り合いがいるため、2、3日たった頃に10%オフでやりますというメールが来るからですw

 

しかし見積もりサイトでは個人情報の入力が避けられないので、めちゃくちゃ電話してくる迷惑な引っ越し業者がいることが、デメリットとなります。

 

2.赤帽

全国赤帽軽自動車運送協同組合連合会|引越し・配送、赤帽にお任せ下さい。

僕は使ってから気付いたんですがw、赤帽という組織は会社ではなく個人事業主の集まりのようで、一律の引越料金が定められていません。

色々条件はありますが最安は13500円からあるようなので、皆さんのご都合によってはかなり格安にもなると思います。

 

僕が使ったのはコチラ赤帽キズナエクスプレスの赤帽さんでしたが、時間指定ありで25000円程度でした。

 

ちなみに上記2社はどちらも、20㎞圏内かつ2トン車、平日という条件での引っ越しで使った場合の価格なので、遠方への引っ越しや荷物が多い場合、土日の引越しだと価格が高くなると思います。

しかし条件による価格変動はどこも同じなので、調べた感じではこの辺が最安ラインです。

 

見積もりサイト経由でのメール等で知った事なのですが、条件を満たせば15000円で引っ越しやります!みたいなことを謳う引っ越し業者がちょくちょくいます。

 

この手の業者には頼まない、連絡しない方が賢明です。

なぜならその条件というのが、ネット契約の抱き合わせだからです。

 

既にWiFiで契約している人にとっては飲めない条件ですし、ビックカメラなんかの家電屋でもっとデカい割引サービスやってますからね。

この手の契約が2〜3件あったので、過剰に安い業者、⬆に書いたような文言を付けてくる業者には注意してください。

引っ越し業者については以上です。

 

 

引っ越し前の内見について


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これは絶対に念入りにやりましょう。

入居申し込み前の軽い点検とは別に、鍵をもらって荷物を運び込むまでの間に確実にやってください。

内見の時は気づかなくても、よく見ると小さい傷や凹みというのは沢山あるものです。

新築の場合でも油断しないで。逆に全ての傷を自分のせいにされかねませんからね。

できればデジカメなどで写真を残しましょう。(携帯だと機種変でデータごと手放してしまう可能性があるので注意です)

あんまり遠方の引っ越しだと難しいかもしれませんが…

 

なぜ念入りにやるべきなのか。

それは、退去時の敷金の返戻率に大きく関係してくるからです。

 

例えば床に元々付いていた傷に入居してから気付いた場合などに「まあいっか。そんな気になるもんでもないし。」

なんて思ってはいけません。

 

出る時に賠償させられる可能性が大いにあります。

そこで元々あった傷だと伝えても、写真などで証拠を残していないと説得力がありません。

 

また入居時に傷が残してある=補修していない=大家側が補修の必要のない傷であると判断した、とも取れます。

 

つまりそのレベルの傷で原状回復の金額を寄越せと言われるのはおかしいということです。

傷等が多い場合はしっかり写真を撮った上で、早めに管理会社に対して連絡をし、言質を取っておきましょう。

「傷がいくつもあったんですけど、補修されてないってことは、この程度の傷なら退去時に補修の請求されないってことでいいんですよね?」と。

 

これはやっといた方がいいです。

なぜなら傷を直していないパターンにはもう1つの可能性があるからです。

それは、前の居住者から補修の費用を取りつつ直していない。というものです。

 

前記事の鍵交換の時も書きましたが、原状回復費用を払わされた人で、補修後の状況を見た人はいるでしょうか?

まずいないですよね。

つまり、費用を取った上で直したかどうかについては完全にブラックボックスです。

床に大きな穴が空いたとかそういうレベルなら直すでしょうけどね。

悪質な業者だと領収書を発行しないところもあるようです。(つまり金を取るだけで直してないってことですね)

ググれば事例がいくらでも出てくるので確認してみてください。

 

ちなみに国土交通省ガイドラインでは、自然損耗(冷蔵庫やベッドを置いていたことによる床の凹み、日焼けによる変色等々)による傷などについては貸主負担ということになっていますが、引っ越しの際についた傷や、入居者の過失によって出来た傷については借主負担となってます。

 

正直その傷が何を原因についたのかなんて、物によっては判別つきませんから、かなりグレーゾーンな話になるというこです。

 

退去後に管理会社にすごい厳しい目で見られ、大したことない傷で費用の請求をされる、元々あった傷で費用を請求されるなんてことは全然ありえます。

 

マジで念入りにやりましょう。

フローリングの補修などの相場を調べればわかりますが、安くて1万円〜って感じでかかります。

 

仮に2時間かけてこの事前の確認作業をすることで、無駄な費用請求を免れれば、安く見積って時給5000円の仕事になります。

ワープアからすれば普通に本業の倍以上の額です。

不動産屋より厳しい目で見るようにしましょう。

そして住んでみて少しでも不備があれば、即座に管理会社に連絡することです。

モタモタしてる間に入居前からあったはずの不備が、こちらの責任にされかねませんからね。

※エアコンの不良、電気スイッチの様子がおかしい、蛇口がやたら硬くて動かないなどは使ってみると意外とあります。

 

以上で引っ越しシリーズの完結となります。

色々大変ですが、全部実践できれば間違いなく10万以上は費用が浮く内容となっております。

プライベートだとどうしても脇が甘くなってしまうものですが、全て業者任せにせず仕事のつもりで真剣に取り組むことで、ちょっとしたボーナス並の負担減が狙えます。

日々が忙しい社畜にはキツイですが、

頑張りましょう。