ブラックな環境で潰されない為に、大切だと感じたこと。
10月から我社きってのブラック部署に異動になり、早く上がれる日で2時間、ヤバい日は7時間近く残業をする中で、感じていることを伝えたい。
まず意外に思ったのは、過労死ラインと言われる月80時間ペース(今大体このくらいに収まってます)だと、働いていて死にそうな感じはしていないこと。
こんな事を言う奴がいるから、ブラックな環境が無くならないんだと言われてしまいそうなんだけど…
これには理由があって
僕の場合は異動に伴って「職場が家に近くなった」のだ。
前は職場が家から離れていたせいで、残業は少なかったものの、通勤時間に結構な時間を取られていた。
今の部署に移ったことで片道30分ほど通勤時間が短くなった。
今は上りの満員電車に立ち乗りで通勤、以前は下りの電車で座りながら通勤という条件であったにも関わらず、始業時には以前の方が疲れていたように感じている。
通勤というのは満員電車でなくても、多分東京でなくても消耗するのだと知った。
通勤時間が短くなると、その効果は睡眠時間にダイレクトに響く。
僕は労働時間が1日平均3時間ほど増えたものの、通勤時間の現象に伴って起床時間が遅くなったせいか、前より働いていて眠気を感じないようになった。
さすがに日付が変わりそうなくらいまで働く日はキツいが、日に3〜4時間くらいのレベルなら睡眠時間さえ確保出来れば死にはしないなと。
逆に言うと、睡眠時間がいかに大切なのかを今痛感している。
今まで職住近接について特別意識をしたことは無かったけれど、長時間労働が当たり前の業界を目指している人や、僕のように運悪くwそういう部署に回されてしまった人は、独身でかつ職場が遠いのであれば、なるべく近場に引っ越すことをオススメしたい。
場所によっては家賃が2〜3万上がるかもしれないけど、僕の会社のように残業代支給率3割以下の「ボランティア社畜養成牧場」でなければ、残業代で余裕でペイ出来るはずだ。
僕より遥かにハードな環境で働いている人からすれば、何言ってんだこいつ。レベルの話かもしれないが、イチ社畜の体験談として参考にして欲しい。
なんやかんやで、ブラックでも割といけそうな気がする〜と思っていたら、最近普通に風邪をひいたので、過労死ライン80時間というのはあながち間違いではないのかもしれない…
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