さくらいの落書き

持たざるリーマンによる試行錯誤の記録 Have nots employer's challenging diary

Twitterで謎に強気な匿名ビジネスアカウントに関わってはいけない理由

Twitterで目にする胡散臭いビジネスアカウントについて、僕なりの意見をまとめました。


特にやたら強気系の匿名アカウントについて。

こういう輩にはマジで関わってはいけません。

彼らの狙いは、強気な態度を取ることで相当自信があるように見える→凄い人なんじゃ…と思った人が顧客(養分)になる。という流れを期待してキャラ作りをしています。

もしくは、本当に自分は凄いと思い込んでいるのか。

どちらでも良いのですが、そもそも本当に実績のある一流の人達は、「実名顔出し」でTwitterをやってます。

企業の広報であったり、プライベート用のアカウントであったり、用途は色々ですが、現実でしっかり実績を出していてビジネスに関わる情報発信をしている人達は、ほとんど実名顔出しです。

匿名でやる理由がないからです。

経営者や自営業者だったら尚更です。
上の人間、副業禁止のルールなど、行動を制限するものがありませんから。

Twitterで有用な情報発信が出来ていたら、その発信者に興味を持つ→その人の会社にも興味が湧く、もっと言えば好意的に感じる、という正の循環が起こるので、わざわざどこの誰かを明かさない匿名でやる意味が無いのです。


会社の看板に傷つけないよう、言いたいことを言いたいから、という理由でビジネスと全く関係ないアカウントならば、匿名の裏アカウントを使うということもあるでしょう。


ビジネス関連なのに匿名アカウントを作っている時点で一流では絶対にない上に、サラリーマンではなく経営者なのに匿名という時点で、何かがおかしい。
後ろめたいことがあるとしか思えません。


そして、そんな輩が俺だけ私だけが知っている最強のハウツーなんてものを持っているはずがない。

結果出してないですから。


そんな信憑性のないハウツーより、普通にその辺の自己啓発本を読んだ方がマシです。



それとなぜ彼らは凄いわけでもないのにやたら強気なのか?

これについては↑で書いた通りそういう手法で騙せる人を探している、もしくは自己評価が現実と大きく乖離している。

この2つしかありえません。


知識を蓄え、徳を積んだ人ほど謙虚になり、小人物ほど尊大な態度をとることを言い表したことわざに「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」というものがあります。

本当にこの通りなんですよ。
まともで結果出してる人の中に、匿名のイキリビジネスアカウントみたいな輩はいません。

そして凄くもないのに尊大な輩というのは、単純に自分の中にある凄いの基準が低いだけです。


例えば、ペーパーテストにおいて完璧主義のA君が100点を目指して頑張った結果、95点だった場合、彼は自分のことを大したことない奴だと思うでしょう。

しかし、同じテストを受けて6割とってれば上出来だと思ってるB君が、70点を取ったとしたらB君は自分のことを凄いと思うはずです。

相対的に見れば、A君の方が全然凄いのですが、自己評価はB君の方が高いという矛盾が起こります。

この現象が続いた結果「実るほどこうべを垂れる稲穂かな」ということわざのようになるのです。

本当に凄い人が謙虚な理由は、A君のように理想のハードルが高く、自分はまだまだだと常に思っているからです。

一方の自分に甘いB君こそ、大したことないのにやたら強気な輩の正体です。


そんな人が「最強に稼げるマインド」とか謳って売り出した商品が本当に有用でしょうか。

僕はただのゴミである可能性が高いと思います。


長々書いてきましたが、このようにイキり系の匿名ビジネスアカウントが、どこからどう考えても信用出来ないとおわかりいただけたのではないかと思います。


胡散臭い系のアカウントは色々ありますが、匿名イキり系は真っ先に質を疑うべきアカウントであることが少しでも伝わり、皆様の大事なお金をドブに捨てることが無くなってくれれば幸いです。