さくらいの落書き

持たざるリーマンによる試行錯誤の記録 Have nots employer's challenging diary

天引き貯金は謙虚な心を養える最高のツール

ロースペの僕が唯一自信を持ってこれだけは上位一割に入れると言えるもの、それは蓄財能力です。

読者の方にハイスペの方々が結構いらっしゃるので書くか悩んだネタなんですが、独自色を出したいなと思っていたので、いくつか連作で書いていきたいと思います。

資産のある方には釈迦に説法かと思うので、金を貯める事に悩んでいる方だけ読んでください(笑)




今回は天引き貯金についてです。

天引き貯金は貯金が全く出来ない人によく勧められる解決方法の一つです。

お金を貯めるのが苦手という人の意見でよく聞くのは、あればあるだけ使ってしまうというものです。


だから、初めに天引きしてしまえば使い切っても貯金できるという理屈になります。


確かに、これだけでもある程度貯められますが、そこにもうひと工夫というか、マインドセットを変えるだけで更に貯められるようになりますよ、という話です。




これは実際僕が行ってる方法なんですが、まず手取りの1/6を天引きします。


普通の天引き貯金は後は自由に使って大丈夫。なんですが、僕の推奨する持つべきマインドは、天引き後の収入に対し、「自分の手取りはこれだ」と思い込むことです。


つまり残り5/6を基準に月々の固定費含む生活費を計算し、目標の貯蓄額も決めます。
これだけです。

しかしこれによって強制的に己のスペックが下がるので、生活水準も落とさざるを得なくなり、周りよりも謙虚に倹約生活を送らなければならなくなります。


俺は稼いでるからこのくらい使っても良いという、無駄な浪費欲が出ないよう強制的に縛り上げます。
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散財体質で結局全部使ってしまう人、稼ぎがある人はもっと攻めて1/3引いてもいいでしょうし、収入的に厳しい方はもう少し割合を減らしても良いです。



それとボーナスは基本的に全額貯めることです。
どうしても旅行に行きたい、前々から買いたいものがあるという場合なら使っても良いとは思いますが…


そろそろボーナスという時期に僕が不思議に思うのが、「ボーナス何に使おっかなー」というセリフを聞くことなんですよね。


欲しいものがある→ボーナス入る→買う
ならわかるんですが、


ボーナス入る→お金入ったから何か買う
これおかしくないでしょうか。

別に買いたいものが無ければ、買わないという選択肢はあって然るべきです。


いつもボーナスはほとんど使い切ってしまうタイプの方は、一回使わないでみてください。
意外と何ともないことに気付くと思います。


ちなみに仮に天引き後の収入を全部使い切っても、年収400万、ボーナス4ヶ月分で計算した場合、手取り年収は310万前後なので、月の手取りは19万くらいになり、3.2万×12+19万×4=年間約115万貯まります。

3年で300万超えます。


ボロ物件が買えて不動産投資が始められてしまう額です(笑)


そして計算すればわかる事ですが、年収400万であっても天引き後では、月に使える額が16万しか残らないのです。500万でも20万。


結構少なく感じると思います。でもそれでいいんです。


こんだけしか使えないくらい俺は稼いでないんか…って気持ちになるので、もっと稼ごうという気持ちと、己のショボさを自覚することとで、まだまだ贅沢は早いという謙虚な気持ちが生まれてくるのです。


金はあって困るものではありません。
ただ貯めるもよし、事業を始めるもよし、投資するもよしです。


そんなわけで、本気でお金貯めたいと思ってる方はぜひ活用してみて下さい。