さくらいの落書き

持たざるリーマンによる試行錯誤の記録 Have nots employer's challenging diary

社外で女と出会える男がセクハラしない理由

福田事務次官の活躍によって、セクハラに関する話題がそこかしこで加熱していますね。

その中で外部で出会いを調達出来る人達ほどセクハラしないとの意見が上がっています。


僕もこれらの意見に賛成です。

なぜ外部調達出来る男ほどセクハラしないのか。
逆に言えば社内恋愛オンリーという人ほどセクハラする可能性が高いのはなぜか。

まず考えられるのは、外部で調達出来るからわざわざ下手を打ったら面倒な事になる社内で、出会いを求める必要がない、そもそも女に困ってないので余裕がある、などです。


これら以外に僕は大事な要件として次の二つが加えられると考えています。

それは

・コミュニティでの繋がりがない脈ナシの女性が、男に対しどれだけ塩対応なのか知っているので、社内では下駄を履いている可能性を考慮できる。

・正攻法の口説き方と、やったらアウトなラインの見極めが経験によって蓄積されている。

この2つです。

まず1つ目ですが
僕は前から社内恋愛は難しいと思っていて、その理由として周りに色んな力学が働いていること(例えば自分より上のオッサンでその子を気に入っている奴がいると、手を出した時に面倒な事が起こる可能性があるなど)や、脈の見極めが非常に難しいことなどがあります。
この2つのうちの、特に後者が問題なのです。

なぜなら外部の出会い、これはストリートでもバーでも合コンでも良いんですが、そこで出会った子だと脈ナシの場合、連絡がこない、デートの誘いに乗ってくれないなどわかりやすく脈ナシの反応を示してくれるんです。

しかし社会的な繋がりのある出会い、例えば社内だと、特に後輩などの立場の弱い女の子だと尚更なんですが、サシでご飯に誘った時に、男としては全然脈ナシでも、波風立てないようにとOKしてくれてしまう。

女の子は本当に場とか空気を壊さないことに気を使う生き物なので、相当な手練で上手い交わし方を知ってるとか、堂々と断れるメンタル強いタイプなどの例外を除いて、嫌だったり、そもそも全くその気は無いという感じであっても、誘ったら来てくれる可能性が高い。

これ男側から見たら、女の子が誘いに乗ってくれたという事実は全く一緒なので見分けがつかないのですが、女の子側の気持ちが全然違うわけです。

そして脈ナシなのに来てくれた女の子に気があると勘違いして、スキンシップがエスカレートし、結果セクハラ扱いという事になる。

相当経験を積まないと会話してて脈アリかナシかの判断なんてつかないし、先輩だからと女の子が気使ってたら尚更わかりません。

だから社内で自分から仕掛けるのは難しいのです。
今後さらにセクハラに厳しい方向に世の中が向かっていくと思うので、男側は向こうから来てくれた場合以外は手を出さない、くらいが無難ではないでしょうか。


そして2つ目ですが、外部調達して経験を積んでいる男達は何度も失敗して、女の子が嫌うコミュニケーションを学んでいます。

繋がりのない女の子は、ナシ判定を下した相手にはもう一切会おうとしませんから、そのフィードバックから自分の何がいけなかったのか振り返って、女の子が嫌いなコミュニケーションのデータが少しずつ蓄積されていくのです。

この経験が少ないと、ここまでやったらアウト、嫌われるというラインがイマイチわからない上に、社内だと相手も場を壊さないようにと我慢するから、間違ったデータが蓄積されてる可能性すらある。

これが積み重なったままエラくなったキモイ男が、セクハラするしょうもないオッサンに成り果てます。

単に周りが気使ってヨイショしてるだけなのに、俺は稼いでるから、エラいからモテてるんだと勘違いして、キモいオッサンはセクハラします。
彼の世界では、相手は喜んでることになってる恐れすらある。というか多分なってる…


そういうキモいオッサンに一言言いたい。
1回外部の出会いの場に行ってこいよと。
絶対に塩対応のオンパレードだから。
それがお前の男としての市場価値なんだと。


最後に僕が敬愛するyuuさんの、同意しかないツイートを載せます。


セクハラ加害者にならない為にも、僕達はキモいおっさんと一線を画すように外見を磨き、正攻法で堂々と女の子を口説いていきましょう。