脱童貞を目指す全ての勇士達へ
童貞という名の、濡れたシャツどころかウンコがついたパンツと言ってもいい汚名を、長年背負い続けていた一非モテとして、これから己を変えようとしてる漢達に伝えたいことがある。
テクニックがどうとか、そういう話ではなくて、もっと根本のほとんどの非モテ男達が誤解してしまっている事について書いていきたい。
恋愛には、イケメンでない非童貞達は皆当たり前だと思っているけど、学校じゃ教えてもらえない、自分で気付くしかない絶対的なルールがあるのだ。
少しだけ昔話をさせてほしい。
大童貞時代、僕は出会いのなさに全力で悩み抜いた末、同じような境遇から努力して彼女を作った友人の影響で、mixi(日本一過疎化が進んだSNSのこと)の男女混合オフ会に初参加する事を決めた。
その際に覚えた違和感は、まさにこのルールの違いを証明していたのだと思う。
なぜ違和感を感じたのかというと、参加した男性メンバーはほぼ童貞ではあったが、全員見た目は酷くないし、何ならイケメンもいた一方、女性メンバーは皆彼氏持ち、もしくは元カレがいたらしいのだが、正直見た目のレベルで遥かに負けていたからだ。
恋愛において見た目はかなり重要な位置を占める。
それなのに、なぜこんな逆転現象が起きているのか。
その理由は、男女で全くルールが違うのに、女側のルールだけが王道として信じられ、伝わってしまっていることにある。
世の中に広まっている、ただ生活しているだけで自然と出会いが生まれて恋人が出来るというのは、実は女側のルールである。
僕達男側のルールは、女から勝手に寄ってくる一部の特殊なイケメンを除いて、とにかく自分から出会いを作って、アプローチして女を手に入れなければならないというものだ。
非イケメンの童貞OB達は、人生のどこかの段階でこれに気付いたか、己の性欲に忠実に生き、行動を起こしたからこそ童貞を脱したのである。
僕は理系に進学した上に、男友達しかいない、バイト先でも自分から女の子に話しかけないから仲良くならない、サークルにも入っていない(そもそも女性の絶対数が少ない)という、典型的童貞ライフを送っていて、出会いがない環境が自分が童貞である原因だと思っていた。
事実それも多少は関係があったかもしれない。
ただ、環境のせいだと思っていたあの頃のマインドでは、例え文系に進学して女の子の多い環境にいたところで、彼女はできなかっただろう。
なぜなら、男は自分から仕掛けなければいけないということを理解していなくて、どこかで勝手に仲良くなれる女子が現れるだろうと考えていたからだ。
男にとっての恋愛はそんなに甘くない。
童貞の友人達、同僚達を見ていて共通しているのは、とにかく女を獲得する事への積極性の無さだ。
自分から全然動かないのだ。
一にも二にも、とにかく男は自分からいかない限り出会いなんかない。
自分から仕掛けないのに出会いがないという男は、セルフサービスのガソリンスタンドで、ひたすら店員が給油してくれるのを待っている客のようなものだ。
普通の人がそれを見たら、何やってんだこいつ?と思うだろう。
独力で彼女を作った男達から見た、彼女欲しいと言いつつ、出会いがないと言って行動しない童貞達は、全く同じように映っている。
何で自分から動かないの?と。
現実を理解して行動できた奴から、童貞を卒業していく。
合コンに参加する女なんか興味ない、俺はそういう場にはいかない、ナンパとかヤバいやつがやること、街コン行くのめんどくさい、会社には、学校には女がいない、だから仕方がない。
俺には縁がない。
挙げ句の果てには俺は女に興味がないんだ。
そんな出会いのために行動しない言い訳スペシャリストの自分が、童貞という現状を作っているのだ。
僕だってこんな思考でいたら、一生童貞だ。
なんなら100回人生やっても童貞でい続ける自信がある。
女にアタックして振られて、それを繰り返して彼女を作った男が、童貞を煽る理由も結局ここなのだと僕は思う。
童貞がなぜ童貞なのか、その理由を童貞でない男達は皆理解している。
彼らはOBだからだ。
彼らにはどんな言い訳をしても意味がないのだ。
全部バレているから。
そもそも、赤の他人に童貞である事を肯定してもらったところで、自分自身がそれを肯定できるだろうか?
まともな男なら絶対にできないと思う。
本気で悩んでるからこそ、煽られて傷付くのだ。
とにかく自分の欲に正直になって、出会いを作るために行動しよう。
なりふり構う必要なんかない。
ネットじゃ出会い厨なんて言って牽制してくる非モテ達がいたり、リアルでもどんだけ女に飢えてんだよって言ってくる輩がいるかもしれないが、そんなもの無視して良い。
そいつらが掃き溜めみたいな現状から救ってくれる事は、絶対にないからだ。
合コンに誘ってくれる知人がいたら迷わず参加しよう。
友達と予定を合わせて街コンにいこう。
女と全く話せない人は、ガールズバーなんかの店に頼ったって良い。(深入りはしないように気をつけて。)
とにかくあらゆる手段を使って女性と接する機会を作ろう。
外見を磨いて、とにかく行動し続ければ必ず脱出できる。
初めて彼女ができて優勝した時、絶対に思うはずだ。
頑張ってきて、本当に良かったって。
男の人生の中で、初めて好きな女を抱きしめた時以上の快感はないと思う。
努力の末のそれを是非味わって欲しい。
そしてまだくすぶってる仲間がいたら、行動するように呼びかけてやってくれ。
行動せずに悩んでいる時間がいかに無駄だったか、壁を乗り越えたあなたならよくわかっているはずだから。
長らくくすぶってた元童貞からは伝えたいことは以上だ。
脱童貞を目指す漢達の努力の末の勝利を、僕は心から願っている。
今すぐ現状を変えたい人に読んで欲しい。
http://takoyaki33kun.hatenadiary.jp/entry/2018/03/16/121721
http://takoyaki33kun.hatenadiary.jp/entry/2017/10/01/114657