さくらいの落書き

持たざるリーマンによる試行錯誤の記録 Have nots employer's challenging diary

性欲と素直に握手。全てはここから始まる。

先日会社の飲み会に参加したときのこと。

アラフォーで独身彼女無しの確実に非モテと思われる上司が、アラフィフの元モテ男である上司と話をしていたので、僕はテーブルの端っこの方で空気と化しながらその内容を聞いていた。


アラフィフの上司が会話の途中で質問した。

「ところでさ、今彼女とかいんの?」

「いやー、いないんですよねえ。出会いがなくて。」

「てかさ、結婚する気はあんの?」

「結婚はしたいなーとは思ってます。」

「それならさ、俺が知り合いに声掛けて飲み会とか開こうか?」

「いやー、そういうのはちょっと…」

「あぁ、そう。」

それからじゃあどうすんだよ(笑)と苦笑いして首を傾げながら、アラフィフ上司は別の席に移動してしまった。


酒に酔っ払いながらこの会話を聞いていた僕の正直な感想は
「いやー、じゃねえよ。上司が合コン開いてくれるって言ってんじゃねえかよ!
なんでそこありがとうございます。お願いしますw!じゃねえんだよ…
出会い無いんじゃねえのかよ。結婚する気ホントにあんの!?年齢的にもそろそろリミットじゃない?
つかそのルックス(重度肥満)じゃ正直もうアウトだよ?」
であった。

非モテ非モテに厳しくなってしまう。

昔の自分の姿をそこに見出してしまうからだ。

僕も昔、出会いもない、全くモテない社会人童貞だった。

しょうもない僕のために、上司が合コンを開催してくれるという話が初めてきたとき、僕は非モテ上司と似たようなセリフを言った覚えがある。

いやー、そういうのはちょっと…

あの日に帰ってその光景を見たとしたら、僕は絶対先日非モテ上司に思ったことをそのまま言い放って、張り倒す自信がある。

僕の場合は結局半ば強引に参加させられ結果的に凄くいい経験をさせてもらえたから良かったものの、あの時結局逃げてしまっていたら、今でも童貞をやっていたかもしれない…


非モテが合コンに誘われても断ってしまう理由はおそらく2つあって、1つは合コンなどの出会いを求めて行動する事をチャラいだとか、ゲスな行為だと卑下し、自分はそういう人間ではないと謎の潔癖感を持ってしまっていること。

もう一つは、女の子と楽しく話す自信がなくて恥をかくのでは無いかとビビってしまっていることだ。
この心理的ハードルは歳を重ねるごとにどんどん高くなり、より可愛い子じゃないと動きたくないという最悪の展開に繋がっていく…


2つ目に関しては経験を積んで慣れていく以外に方法がない。
逆に言えば、経験さえ積めば段々と自信が出てきて解決できる。

問題は1つ目だ。
変に誠実ぶってせっかくの機会を逃すことほどアホらしいことはない。

そこにいかに早く気付いて、マインドを変えていくか。これが非モテを脱却する大きな分岐点になる。

ここを抜けないと、経験すら積めないからだ。

騙されたと思って、性欲に素直にとにかく出会いを求めて行動してみてほしい。

オナ禁も並行すればより活動的になれるだろう。


合コンに誘われたら2つ返事で参加する。
一緒に行ってくれる仲間がいるなら街コンに行ってもいい。
どっちも駄目そうならペアーズなどのマッチングアプリを使ってもいい。

とにかく女の子と出会ってデートしまくると、その楽しさに気付いてくる。

性欲に素直に行動することは本来とても楽しいことなのだ。

楽しいから続く。続けていく内に女の子とのコミュニケーションに慣れて余裕が出てきて、結果が出るようになる。

それでさらに楽しくなる。

この性(正)のスパイラルに早く乗ろう。

アラフォーになって、周りから心配されるほどの非モテとなってしまう前に…