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さくらいの落書き

ノージャンルのブログです。

さくらいの非モテな冒険 第1話 「アポれさくらい」

さくらいは絶望した。必ず己の中の非モテ魂を除かなければならぬと決意した。

さくらいには恋愛がわからぬ。さくらいは非モテの童帝である。右手を使い、竿と遊んで暮らしてきた。

けれども、リア充というものに人一倍憧れを抱いていた。



さくらい2⚪︎歳春

己の非モテ力に無限の可能性を感じ、悩みに悩み抜いた結果さくらいがたどり着いたさきは、合コンへの参加であった。


いきなり合コン開ける時点で恵まれてんじゃねえかクソが!と、男祭り非モテ界の王達から聞こえてきそうだ。

その通りだ。そんなやつは恵まれてるし、童帝なんかやってないだろう。

俺は職場にたまに来る保⚪︎屋のお姉さんと悪魔の契約を交わし、セッティングしてもらったのである。


合コンにて、キョドりながらクソ盛り上がらないトークを続けた結果、狙っていた子は惨敗。ラインすら返ってこない。


しかし何も得られずには終われない。

後日、既に悪魔に魂を売っていた俺は、悪魔との裏取引によって知りえた情報から、合コンにて特に俺の印象がない(童帝キョードルであることを知らない)という、第二候補の子の連絡先をゲットした。


その後何とかかんとかラインを続け、ついに俺は初デートのアポをとったのである!

これは並の男達にとっては何の感慨もない一歩であるが、童帝キョドリゲスであったさくらいにとって、大きな一歩であった。


しかしこのアポの指定場所がいけなかった・・・

お互いの住んでる場所を考慮して丁度中間地点が良いだろう(本来なら自分のホーム、よく知ってる場所を選ぶべき)と余計な気を回した俺は、一度も行ったことのない駅を指定

してしまった。

Googleマップで道順は確認していた。



がしかし迷う!

キョドる!

ピヨる!

女の子が気を使って街の地図を見つけてくれ、その後紆余曲折を経て、初めてきた街の初めて入るイタリアンに入店。


さあ、ゲームの始まりだ(もう終わった感)


たまたま珍しく、俺の趣味に女の子が興味を持っており軽く盛り上がったものの、帰り道決定打を放ってしまう。



俺は気づいていた。店にいる時から。

でも言い出せなかった。何というか、鼻毛って指摘しにくいじゃないですか。

そういう感覚で、女の子の口がやたらトマトソースで赤いということを指摘できなかった。


でも流石に、電車内でこれはまずいんじゃないか?そう思った俺は道半ばまで来てようやくそのことを指摘する。


女の子が一言


「うわー、もう最悪」


最悪の思い出、作った感ある・・・


その後話をするのに必死で改札を間違えそうになったり、もうてんやわんやで終了した。

デート後その子からもらった最後の文章が

「今日はありがとうございました!!」


だったという事だけは脳裏に焼き付いて忘れられない。

だって、ビックリマーク2個なのに、次につながる予感あったのにさ・・・

次回アポの誘い、既読ついたのにさ




信じられるか?

























その子の連絡先、もう死んでるんだぜ。

















童貞さくらい 

初デートの結果


衝撃のォ!!

ファーストブローーーック!!!





しかし、この敗戦があったからこそ、事前の地理調査の必要性やら何やらを知り、己のエスコート力の底辺さを知り、これは経験を積まなければ、俺の非モテ王の道は堅いと悟れたんですよね。


だから俺は、常々非モテ仲間に言ってます。

とにかく、アリだと思ったらアポれと。

ダメ元でとか、ワンチャンあるかもとか、そういうの以前に、自分のショボさを経験として知っとけって思うので。


正直な話、失敗経験を積めただけでもありがたい方なんですよ。

合コン時点でナシ判定されてアポにすらこぎつけないことだっていくらでもありますから。

いかに失敗から学んで次に活かすかだと思います。

まずはモテるとか、楽しませるトークとか以前に、二回目アポれるくらいの基礎力をつけるとこからです。非モテあがりは。


今回の記事が、まだデートすらしたことない、合コン何それ?美味しいの?な方にとって、何らかのアクションを起こすきっかけになってくれたら、幸いです。


参考文献走れメロス (新潮文庫)

走れメロス (新潮文庫)