おや、リトルさくらいのようすが・・・
男がキモい言動をしがちな理由を世の女性達に伝えたい。
Twitterを見ていて、ある面白いブログを見つけました。
http://nnnaaa00.hatenablog.com/entry/kyoritsumeru
ホントにこんな奴いるんだ?ってのもありますが、まあそこそこ変なくらいならザラにいると思います。
男に限らず女も。
女の場合は奢り当たり前女だったとか、理想高杉ィ!みたいなことでしか叩かれない事が多いですが、その理由としては、デートの時点で男側はもう好意を持っている、ということがあります。
ちょっとしか話ししてないのに!?って場合でも男が誘ってきた場合はほぼそうです。
男は3秒で恋しますから(笑)
だから、デートした女のコミュニケーション、言動が多少おかしくても流してしまうんですよ。
ほとんどの男は基本一回セックスするまでは、性欲によるバイアスがかかって冷静なジャッジを下せないので。
そして、この3秒で恋するというのがキモい言動をとりがちになる原因なんです。
なぜかというと、見た目のみで3秒で好きになるもんだから、女性側の時間かけて好きになるという感覚が理解できないんです。
それゆえに、見た目以外で好意を持たせる方法がわからないんですよ。
そうすると、基本的には人から聞いた経験談(たまたま成功しただけかもしれないものも含む)、もしくは自分の経験からしか手段が思いつきません。(ネットやら書籍もありますが長くなるので省きます。)
だから、自信満々にキモい口説きを行ってくる輩が生まれるんです。(このタイプは大抵自己流を通したがる。)
一回成功したから、これは有効打なんじゃないかって。
数打てばたまには当たりますから。
また、外見でモテず全く恋愛経験のない男は、何すればいいのかわからなくてそのままズルズルいってしまう。
この層はもしかしたらキモくないコミュニケーションをとる人もいるかもしれません。
ただ、市場にすら出ない人も多いので、キモい男は実感として前者が多くなるんじゃないでしょうか。
じゃあ、キモくない男はというと、外見の良さゆえに女とのコミュニケーションを頻繁にとる機会があったイケメン(イケメンの場合コミュ力に多少難があっても女と同じく流してもらえる場合もある)か、極少数しか存在しない天性のコミュ力の持ち主か、正しい師(情報)に出会い後天的に経験を積みまくった男かしかないので、割合的にあまり多くないんですよ。
おそらく婚活市場にはほぼ存在しない。
遊び目的として参加する層がいるかな?ってレベルかと。
ただ、上記は所謂モテ男のレベルであって、中間層は女側が多少目をつぶったりしていることもあり、彼女がいる男の割合はもっと多いです。
話は逸れますが、個人的に本気の恋愛を考えて婚活している女性は、多少難ありでも許せるレベルであれば、中間層を狙った方が良いかなと。
リミットが近いなら尚更。
生理的に顔が受け付けられるレベル(この時点で女の場合は3割しか残らない)で、かつコミュニケーション良好となると競り合い多くなりますし。
たまにモテ男の聖人君子もいるかもしれませんが、その割合は港区に入り浸ってもタク代を当たり前と思わない女子大生より、少ないでしょう。
男は浮気できるなら浮気したい生き物なので…
スマートな口説きって、難しいんです。
普段使っている接客サービスなんかも、する側にならないとその苦労がわからないように、口説かれる側だとわかりにくいことかもしれませんが。
口説きはキモくても、普段のコミュニケーションはキモくない可能性もありますし、ちょっと目をつぶる事って男女共大事だなことだと僕は思いますね。
今日の貧乏飯 下北沢編
貧乏飯。それは働けど働けど給料が上がらず、悲しみに暮れながら腹を空かした男達がありつくご飯のことである。
第2話「恋人という関係の耐えられない軽さ」
恋愛経験が無かった頃の俺は、恋人、つまり彼女を作ることは大変なことであって、社会人になり、女性の少ない会社で普通に生活していたのでは、絶対に達成できないことだと考えていた。
そして、それだけ大変な思いをして(女から見れば厳選をして)作る恋人というのは、体の関係も持つものであり、その繋がりの深さ、絆は友人以上で、とても強いものであるはずだと信じていた。
彼氏彼女を取っ替え引っ替え、なんてのは一部のチャラい人達の間だけでの話であり、付き合うことになったら、普通は長く付き合うのが当たり前だと思い込んでいた。
自分は、彼女が出来たら絶対大切にするし、すぐに別れるなんてありえない、浮気なんて以ての外だと考えていた。
〜以下回想〜
一応前回の記事http://takoyaki33kun.hatenadiary.jp/entry/2016/02/22/121755の続きとなっています。
ようやく市場に一歩踏み出した俺は、とにかく合コンと聞けば参加するようになった。
合コンを開いてくれそうな同僚に、開催をお願いしたり、非モテなりに出来る限りのことをやろうともがいていた。
その過程で何度かデートする相手が現れたり、全くタイプではない子に好意を持たれたりと、色々な経験をしながら半年近くが経った頃、ある合コンで一人の女の子と出会った。
今思えば、ルックス的には中の中、人によっては中の上つけるかな?というレベルだったのだけど、合コンというのは絶対評価ではなく、相対評価で見られるものであり、”その会では”とにかくその子が輝いて見えていた(笑)
当日はあまり話さない大人しい子という印象だった。
話をしたい気持ちは山々だったが、多少女慣れしたとはいえ、元々ガチ非モテの素人童貞である俺のコミュ力では彼女の心を開くことは出来ず、結局多少話をしただけで会は終わってしまったのだ。
おそらく、俺の存在は彼女の記憶にはほとんど残っていないだろうと思った俺は、合コン名物「とりあえずのお疲れ様ライン」を送っただけで、放置していた。
・・・というのは建前で、非モテ故、可愛いと感じた子をデートに誘う事にすら、ビビっていたのだw
後日、会社の先輩との会話の中で
「お前最近合コンとか頑張ってるらしいじゃん。どう?可愛い子いた?」
「結構可愛い子いたんですけど、あんまり話せなかったので、一対一じゃ会えなそうかなと思って、挨拶ラインだけ送ってそのままになってます。それと、仕事が不定休らしいんで、休み合うかなって思ってしまって。」
行動しないための言い訳がポンポン出る非モテさくらい。
「お前wダメ元で誘うだろ普通。とりあえず誘ってみろって。」
酒の勢いもあり、先輩から言われた通り誘ってみると、なんと直近の休みで予定が合い、デートが決まったのだ!
ダメ元の大切さを俺は痛感した。
旧友の中で唯一非モテを脱し、ちょいモテ男になっていた友人に店を教わり、昼からアポを取った俺は、集合場所でその子を待った。
(先日の合コンという畑の中で、唯一咲いていた花ということで、その子の名前を美咲としよう。)
待ち合わせ場所に現れた美咲は以前と打って変わってテンションが高かった。
正確には、変にテンションが高かった。
予約していた店に着いて(学習した俺はアポ前に店までのルートを確認し、二度と迷わない男になっていた(キリッ)、話を聞いている内に意外なことがわかった。
美咲は女子校の出身で、今まで彼氏がいたことがなく、デートの経験もほとんど無かったのだ。
変に高いテンションはそのせいだったようだ。
彼女は意外とよく喋る子で、趣味や好きなものの話などで盛り上がった。
その後店を変え、世界最先端のカフェ、スタ○に移動した俺は、非モテのモテテクルーティーン、「言われずとも買う」により、スコーンを買った。
もちろんコーヒーも奢りだ。ついでに言えば昼食も(笑)
好感度は確実に上がっている。そう思いこんでいるので、出費など痛くもかゆくも無かった。
ここで一旦話を変えるが
時に、非モテ男は解散のタイミングを見失い、ダラダラ過ごしすぎて盛り下がってしまうことがある。
別に長く楽しく過ごせるなら、それはそれで問題ない。それが出来るモテ男なら。
ただ、非モテは長い時間を過ごすと盛り下がっていくから良くないのだ・・・
例に漏れず、その日俺は盛り下がりつつある中で未練がましく夕飯まで一緒に食べていた。
可愛い子と楽しい時間を過ごせる事が嬉しくて、帰りたく無かったのだ。
そうしてるうちに美咲に突然
(非モテは観察力が身に付いていないため、帰りたそうにしている様子に気づかない)
「そろそろ帰るね」と一言言われてしまい、その日は解散となった。
嫌な予感がしたが、ラインが途切れることはなく、二回目のデートにこぎつけることが出来た。
次のデートでは、興味があると言われた映画を観に行った。
もちろんチケットを早めに予約し、彼女が遅刻してもいいように、先に劇場でチケットを発行して待ち合わせ場所に集合していた。
正に執事のようだった。
俺は世間でよく言われている「気が利く男はモテる」を意識し愚直に実行していたのだ。
彼女が目が痛いと言えば、新品の目薬を差し出し、鼻をすすったと思ったらティッシュを差し出した。
媚びまくりの妖精もどき、コビーと化していた。
その後もデート、ラインを続けていたある日のこと、合コンの幹事だった子(美咲とは初対面だったらしい。)から連絡が入る。
「最近、美咲ちゃんと会ってるらしいね。気になってるんだったら仕方ないけど、あんまり私は勧めないかも・・・」
「なんでそんなこと言うの?」
「あの子、他の男の人とも会ってるみたいだし、友達(美咲の先輩)も何考えてるかよくわからない子だって言ってるんだよね」
俺はサーっと血の気が引いた。他の男とも会っているなんて。(素人童帝はいくつになってもピュアなのだ)
しかし、美咲が変な女だなんて信じたくない気持ちの方が強かった。
そして
「俺はもう何度も会ってるし、他の男とだってごはんくらいなら行くでしょ。大丈夫だよ。」
と返した。もちろん顔面蒼白である。何なら白目剥いてウンコ漏れかけてる。
その後もデートを続けた俺は、ついに5回目のデートのディナーの際、美咲がトイレに行った隙に会計を済ませ、もう帰ろうかという時に、
「ちょっと待って!時間くれない?」
と彼女を制し、勇気を振り絞って人生初の告白をした。
彼女は数秒の沈黙の後、確かに
「よろしくお願いします」
と返してくれた。
初めて合コンに参加し、本格的に恋愛活動を始めてから約7ヶ月が経っていた。
齢2○にして、遂に人生初の彼女ができた俺は、喜びで軽く放心状態になった。
その後さも当たり前のように会計済みのレジ前を通り過ぎ
「いいんだよ。会計なんて(キリッ」
とかっこつけ、店を出て少し歩いた辺りで
「せっかく付き合ったんだし」
と人生初の手繋ぎ打診をし、小中学校のフォークダンス以来、かつプライベートにおいて初の手繋ぎをできた喜びに震えまくった。
この時西野カ○比5倍は震えていたと思う。
君が手を繋いだその時から
何もかもが違く見えたんだ
街の光も涙も歌う声も君が輝きをくれたんだ
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正にスーパー奏(かなで)ラスサビタイム。
付き合ってからはラインの楽しさも倍増していた。
「美咲とラインしてると、仕事頑張ろうって気持ちになるよ!」みたいな気持ち悪い惚気ラインをマシンガンのように連発していた。
愛情表現は出し惜しみしないほうが良いと思っていたからだ。
数週間が経ち・・・
美咲とは出身県が一緒だったこともあり、彼女が次の休みは実家帰省するとのことだったので、俺は帰るつもりなど全くなかったが「俺もその日帰ろうと思ってたんだ!○駅までは一緒だよね?そこで会おうよ!」
と誘った。
返事はイエス。
俺は一緒に夕飯を食べようとワクワクしていたのだが、いざ合流すると
「え?ただ会うだけだと思ってて・・・ご飯は実家で食べるつもりだったんだ。ゴメンね。」
と言われてしまった。
俺は仕方なく、遠回りではあるが彼女の最寄駅までということで、一緒に電車に乗ることにした。
(普通、付き合いたてのカップルなら会う=ご飯くらい一緒に食べようってなるもんじゃないのか?と俺は疑問に感じたが、言い出せなかった。)
電車内で話はするが、美咲はこちらに目を向けない。
なんとなく、楽しくなさそうな様子が見られた。
それからしばらくして、徐々に美咲からの連絡の頻度が落ち始めた。
俺は嫌な予感がしながらも、仕事が忙しいんだろうなと思い、問い詰めはしなかった。
もちろん俺は即レスだったこということは言うまでもない。
その後何度か予定を合わせてデートしたが、あまり盛り上がらない事が多く、夕飯前に帰ってしまうこともあった。
会計を頑なに払う場面も出てきた。
一ヶ月半が過ぎた頃、会う約束をしようとした際に
「その日は行けるかどうかわからない、近くなったら連絡する」と返され、結局そのまま前日になってしまうということがあった。
この時流石に俺もこのままじゃいけないと思い
「結局来れるの?来れないの?俺、休み空けて待ってるんだよ?」
と初めて少し不満をあらわにしたラインを送った。
(この日は、入る可能性がある別の予定があった)
その後、
「やっぱり明日は行けない。だけど、16日(一週間後)は、前々から約束してた東京ドームシティ行こうね」と返ってきた。
それに対してわかったとだけ返し、特に咎めることはしなかった。
そして、16日を楽しみにしていた。
その数日後、有給休暇を取り、免許更新のために順番待ちをしている俺の携帯に、「ごめんなさい。」と何故か敬語で始まるラインの通知が表示された。
嫌な予感がした。
ごめんなさい。やっぱり16日は行けません。から始まるその長文ラインは、要約すると
俺のことは元々好きではなかった。
好きだと嘘をついて付き合っていた。
付き合えば好きになれるかと思ったが、結局なれなかった。
これ以上は付き合えません。
ごめんなさい。
ということだった。
聞いたことはあった。
好きじゃなくても付き合うことはあると。
その内好きになることもある。
そうでないこともあると。
今思えば、俺はそれが最初に当たってしまっただけのことだ。
しかし、自分は燃え上がっているというのに、初めてできた彼女に突然別れを告げられてしまった当時の俺は、凄まじいショックを受けた。
確かに、前々から兆候はあった。
認めたく無かっただけで、薄々勘付いてはいた。
彼女に気がないことは。
だから、追いすがりはしなかった。
あれだけ試行錯誤して、金も時間も気持ちも費やして、ようやく付き合えた彼女が、友人よりも遥かに強い絆で結ばれていく関係だと思っていたものが、一通のラインで消えて無くなってしまった。
恋人関係の、何と軽い事か。
僕らは同じところにいても、全く繋がっていけなかった。
奏タイム、ウソやん。
そもそも付き合うというのは、ただの口約束でしかない。
片方にその気が無くなったら、その時点で、簡単に破綻してしまう。
ある意味当たり前の事実に、早い人なら高校生でも知っていることに、俺はようやっと気がついた。
気づかされた。
納得は、全くできなかったけれど。
ラインを読んでいて、だんだんと、全身から血の気が引いていった。
冷や汗が噴き出す。
そのうちに、写真撮影の順番がやってきた。
俺はその状態で免許の写真を撮らざるを得なかった。
俺の免許証には、恋人という関係に抱いていた幻想を打ち砕かれ、その絆の脆さと儚さに落胆し、この世の終わりのような顔をした童貞男の顔と、初の失恋記念日が刻印されている。
さくらいの非モテな冒険 第1話 「アポれさくらい」
さくらいは絶望した。必ず己の中の非モテ魂を除かなければならぬと決意した。
さくらいには恋愛がわからぬ。さくらいは非モテの童帝である。
右手を使い、股間の竿と遊んで暮らしてきた。
けれども、リア充というものに人一倍渇望していた。
さくらい2⚪︎歳春
己の非モテぶりに無限の可能性を感じ、悩みに悩み抜いた結果さくらいがたどり着いたさきは、合コンへの参加であった。
いきなり合コン開ける時点で恵まれてんじゃねえかクソが!と、男祭りで非モテ界の王達から聞こえてきそうだ。
その通りだ。すぐに合コンに参加できるようなやつは恵まれているし、20代で童帝やってる方がおかしい。
そう。恵まれない俺は、会社に来る保⚪︎屋のお姉さんと悪魔の契約を交わし、なんとかセッティングしてもらったのである。
合コンにて、キョドりながらクソ盛り上がらないトークを続けた結果、狙っていた子は惨敗。
LINEの1通目すら返ってこない。
しかし何も得られずには終われない。
後日、既に悪魔に魂を売っていた俺は、裏取引によって知りえた情報から、合コンにて特に俺に対しての印象がない、というか全然話していないので、俺が童帝キョードルであることを知らない、第二候補の連絡先をゲットした。
その後蜘蛛の糸のように途切れそうなラインを何とか続け、ついに俺は初デートのアポをとったのである!
これは普通の男達にとっては何の感慨もない一歩であるが、無冠の童帝であったさくらいにとって、大きな一歩であった。
しかし早速アポの指定場所をミスってしまう・・・
お互いの住んでる場所を考慮して丁度中間地点が良いだろうなどと、余計な気を回した俺は、一度も行ったことのない駅を指定してしまったのだ。
Googleマップで道順は確認していたはずだった…
がしかし迷う!(駅で見つけた地図が何故か南北逆だった)
キョドる!
そしてピヨる!
女の子が気を使って街の地図を探し出してくれ、なんとか初めてきた街の初めて入るイタリアンに入店。
さあ、ゲームの始まりだ
(もう終わってる)
たまたま珍しく、俺の趣味に女の子が興味を持っており軽く盛り上がったものの、帰り道決定打を放ってしまう。
俺は気づいていたのだ。店にいる時から。
でも言い出せなかった。
女の子の口が、トマトソースでやたら赤いということを。
伝えるべきか伝えないべきか迷ってしまったんだ。
鼻毛が出てるとか青海苔付いてるとか、そういう類の厄介なパターンだったから…
でも流石に、電車の中までこのままではまずいんじゃないか?
そう思った俺は帰り道の道半ばまで来て、ようやくそれを指摘した。
「口元拭いた方がいいかもしれない…」
それを聞いてティッシュで口元を拭った女の子が一言
「うわー、もう最悪」
その瞬間、最悪の思い出を作ってしまった感が、街に溢れる。
その後話をするのに必死で改札を間違えそうになったり、こいつどうしようもねえなって顔をされながら、もうてんやわんやで俺の初デートは終了した。
デート後その子からもらった「最後」のラインが
「今日はありがとうございました!!」
だったという事だけは脳裏に焼き付いて忘れられない。
ビックリマーク2個なのに、次につながる予感あったのにさ(本気で思ってた)・・・
次回アポの誘い、既読ついたのさらさ
普通に次もあると思うだろ?
ウソみたいだろ。
(その子の連絡先)死んでるんだぜ。それで…
童貞さくらい
初デートの結果
衝撃のファーストブロック!!
しかしこの敗戦があったからこそ、デートにおける段取りの大切さやら何やらを知り、現状のエスコート力のダメさを知り、これは経験を積まなければ、俺の非モテ王への道は堅いと悟れたんですよね。
だから俺は、常々非モテ仲間に言ってます。
とにかく、アリだと思ったらアポれと。
ダメ元でとか、ワンチャンあるかもとか、そういうの以前に、自分のショボさを経験として知っとけよと思うので。
正直な話、失敗経験を積めただけでもありがたい方なんですよ。
合コン時点でナシ判定されてアポにすらこぎつけないことだっていくらでもありますから。
男側の恋愛は、いかに失敗から学んで次に活かすかだと思います。
まずはモテるとか、楽しませるトークとか以前に、二回目アポれるくらいの基礎力をつけるとこからです。
非モテあがりの男達は。
今回の記事がまだデートすらしたことない。
合コン何それ?美味しいの?な方にとって、何らかのアクションを起こすきっかけになってくれたら、幸いです。
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緑の純恋歌
バレンタインデーの昼下がり、非モテの俺はベッドの上で地蔵のように動かず、引きこもっていた。
腹を減らした俺は、昨日Twitterのタイムラインに影響されて作った親子丼の残りを食べようと思い、大きさMONGOL20くらいの小さな小さな俺の蔵(冷蔵庫)を開けた。
とたんにメロディが流れ出す
蔵開けれ〜ば食材(余り物)と(昨日の)飯。一番デ〜かいお前がいる
お前とは、6日前くらいに作った鍋の残り食材、緑(キャベツ)のことだ。
親子丼に浮気して、本来作るはずだった回鍋肉を作らなかったことによる後悔と、6日前の食材というヤバい感が襲ってくる・・・
初めて一途に〜なれーたよーうぉう
ボロ屋で食らう〜ぼっち飯〜
昼の調理と、メイン食材が決まった瞬間である。
ここは昨日の初心に帰って
そうだ、回鍋肉作ろう。
しかし、豚肉ねえ!ピーマンねえ!回鍋肉の素すらねえ!
オラこんな蔵いやだーオラry
ふと、自分に問う。俺は何者だ?散策師だ。そしてワープアだ。
散策師で、ワープア・・・
殆どの男が挨拶という名のナン○をすると言われる国、イタリア。
俺は1散策師としてその挨拶をする文化と、料理をリスペクトしている。
散策の基本は挨拶であり、ワインとチーズって言っとけば、大抵の女の子はなんとかなるからだ。俺の場合はならない方が多いけれども。
そして、イタリアには貧乏人のパスタと呼ばれる料理があった。
その料理の名は、ペペロンチーノ。
俺の蔵には、実家でもらったニンニクと使い切れず放置されていた鷹の爪、間違って二本買ったオリーブオイル、ベーコンエッグにするために買ったベーコンまでもがあった。
言っている。俺の蔵が、ペペロンチーノを作れと・・・言っている。
本日のメインディッシュが決まった瞬間である。
しかし、まだ問題があった。緑が、デカすぎる・・・
使い切るにはもう一品必要だ。パスタだからスープか?
スープ、コンソメスープか。
ふと、蔵の中から俺を見つめるもう1つの視線に気づいた。
ずいぶん前から忘れられていた、マルコ○ミソである。
物事には始まりがあれば終わりがある。
製造年月日があれば、消費期限がある。
マルコはもう、終わりが近かった。使ってくれと言っていた。でも、今日はパスタなんだ。
俺は悩んだ。
と、その時、昨日のTwitter上でのタイムラインを思い出した。
味噌とバターと白菜を混ぜたスープを作りました(ドヤ顔で)
— ヒデヨシ (@cook_hideyoshi) 2016年2月13日
味噌とバターはラーメンでもお馴染みの黄金の組み合わせ。しかも無駄にバターを完全無欠にしてやった! pic.twitter.com/gVWI0drKo6
パスタにはコンソメスープ?
いやいや、時代はミソスープだ。太閤も作ってるしな。
世の中はギブアンドテイクである。
そして時代はラブ&ピース、世界平和だ。
俺にナ○パの心とパスタを教えてくれたイタリアーノに、お礼と、友好の証として、大和魂の権化であるミソスープを届けようじゃないか。
届け!俺の心、ミソスープ!イタリアーノの心に届け!!
世界平和万歳っ!!
完成した。
〜緑の純恋によるペペロンチーノとミソスープのセット
日伊同盟の心を添えて〜
材料はこちら
キャベツ1/8カット
玉ねぎ1/4カット
ベーコン使い切りサイズ1パック
鷹の爪2本
ニンニク2かけ
白ワイン適量
塩コショー適量
オリーブオイル
※野菜は適量を味噌汁に入れてください。
興味ないかと思いますが、一応レシピをw
パスタ
1.オリーブオイルをしいたフライパンで野菜とベーコンを中火で炒める。
2.しんなりしてきたら、白ワインを投入ししばらく炒める。
3.野菜を別皿に取り分け(取り分けなくてもいいです)、オリーブオイルを追加し、そこに刻んだニンニクと鷹の爪を加えて弱火で日を通す。
4.ある程度ニンニクに日が通ったあたりで火を止め、取り分けた野菜を加え、塩胡椒をふって味をつける。
5.茹でたパスタを絡めて出来上がり。
二口コンロであれば、同時進行で鍋で湯を沸かし、そこに野菜を入れて茹でれば、味噌汁が同時に出来ます。
パスタはこちらを使えば、さらに同時に作業できるので便利です。
- 出版社/メーカー: エビス
- メディア: ホーム&キッチン
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昔話「我輩は非モテである。」
今週のお題「バレンタインデー」
我輩は非モテである。貰ったチョコはまだない。
何故チョコを貰えないのか(女の子に好いてもらえないのか)とんと見当がつかぬ。
長年非モテにあえぐ兄とは対照的に、何故かモテる弟がいくつもチョコを貰ってきていたことだけは覚えている。
我輩はそこで初めて手作りチョコというものを見た。
しかも後で聞くと、それは本命というチョコ中で一番高価値な種類であったそうだ。
我輩は時々それを強奪して食ったという話である。
しかしその当時は何という考えも余裕も無かったから別段卑しいとも思わなかった。
ただチョコの美味さに魅せられて、それがノドをスーと通って行った時ふわふわした感じがあったばかりである。
昔話おわり。
ほぼほぼノンフィクションですww
その後も永遠の0が並び続け、我輩の学生生活は終焉を迎えましたw
幼稚園、小学校低学年の物心つかない内からゼロなので、ノーカンの時代なんてものはありません。真性の非モテでした。
社会人になって、ようやっと重い腰を上げて恋愛市場に出るようになって、初めての彼女に秒速で振られ、二人目の彼女に初めて貰った手作りのチョコには本気で感動しました。
正にプライスレスってやつですね。
非モテにとっては貰えるだけで嬉しいものですがw、メリーとかGODIVAとか、高級なやつも美味しいには美味しいですけど、やっぱり手作りは強いなと思いますね(笑)
忙しい社会人には時間が無いので難しいですが、余裕がある女性は作って損は無いんじゃないかなと思います。
手作り嫌いな人、もらい慣れて有り難みを感じなくなっているモテ男も中にはいるらしいですが。(ムカつくほど贅沢な野郎ですね( ^ω^ ))
まだ時間は残されているので、来るバレンタインに備えて男達は最後の悪あがきといきましょうや!(笑)